女性ホルモンって何?その役割とバランスについて

女性ホルモン

「女性ホルモン」というワードは、最近だといろいろな場面で取り上げられていますよね。言うまでもないですが、本ウェブサイトのタイトルにも入っています。でも、実はあまり詳しいことを知らなかったり。そこで、今回は女性ホルモンについて少し詳しく説明していきます。自分の体についての理解が深まるかも!

女性ホルモンとは

女性ホルモンは、人体で働くさまざまなホルモンのうち、卵巣から分泌されるホルモンのことです。女性の生涯を通して山なりに増減し、分泌量は20代をピークにその後減少していきます。また、1ヶ月という期間でも女性ホルモンの分泌バランスには周期があり、これが排卵や月経などに影響を及ぼしているのです。

女性ホルモンの種類

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという二種類があります。エストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれ、これによって髪がツヤツヤになったり、骨が丈夫になったりと、女性の健康と美容に関わるホルモンです。しかし、過剰に分泌されると乳がんなどのリスクが高まるなどの影響も。一方で、プロゲステロンには妊娠を維持する働きなどがあります。体に水分や栄養分を溜め込む働きがあるため、むくみの原因となるとも言われます。しかし、プロゲステロンはエストロゲンの過剰を抑える働きがあり、乳がんのリスクを抑えてくれるという大切なホルモンです。また、それぞれ分泌される器官の名前から、エストロゲンは卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモンと呼ばれることもあります。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!
女性ホルモンは排卵や妊娠だけではなく、女性の健康と美容にも深く関わっています。体を支えてくれる大切なホルモンですが、女性ホルモンのバランス不調が原因で体調の揺らぎが起こってしまうこともあるので、ホルモンバランスを意識的に整えてみるといいかもしれませんね。

女性ホルモン大学スタッフ

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