【妊活は24歳から始めておくべし!】21歳の大学生の私が妊活研修で学んだ“今からできること”

女性ホルモン大学のとみたまです!
突然ですが、みなさんは「妊活」ってどのタイミングで始めればいいのか、考えたことはありますか?
いつかは子どもが欲しいけど、正直まだちょっと早いかも…そんなふうに感じている人も多いのではないでしょうか。
同じように考えていた現在大学生の私が今回参加したのは、5月23日に東京都渋谷区で開催された、ユニ・チャーム×一般社団法人渋谷未来デザイン「キャリアとライフプランニング〜知ることからはじめる〜」という「妊活」イベントです!

イベントの内容は、渋谷区に在住・在勤の方を対象に行われた「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」と、多彩な登壇者によるトークセッションの二部構成!
「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」では、早いうちから「妊娠・出産」に関するを学び、自身のキャリアやライフプランについて考えるきっかけを提供していました。
トークセッションでは、渋谷区副区長の松澤香さんをはじめ、さまざまな分野で活躍されている方々が登壇。
会場を見渡してみると、「女性ホルモン大学」でインターンをしている大学生の私と同世代の参加者は少なかったのですが、20代後半〜30代の社会人の方が多く、カップルで参加されている姿も!
イベントを通して、「正直、妊活はまだ自分には関係ないかな」と思ってた私でも「これなら今からできそう!」と思ったことをいくつか紹介していきます!ぜひひとつ取り入れてみてください😊
「妊活」は24歳から始めておくべし!

ユニ・チャーム株式会社の村上真菜さんによる「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」で、妊活経験者の約半数が「妊活情報を知るきっかけがなかった」という報告を聞きました!
「妊活」について知りたかった年齢の平均は 24.9 歳。
でも、実際に妊活を始めた年齢は平均30.1 歳。
なんと「妊活」の情報収集を始める理想のタイミングは、
妊活を始める時期に約 5 年の差があるのです!
4年制大学を卒業してそのまま会社に就職していたら、24歳というと…新卒2年目?!
仕事に全力投球しているような時期が、実は一番知っておきたいタイミングというのは驚きですよね!
今のうちに妊活の”選択肢”を知るべし!
じゃあどうすればいいの?と不安になってしまった方いるのではないでしょうか?
村上さんによると、子どもを「持つ・持たない」に関係なく、自分の人生設計を考えておいて、今のうちから様々な妊活の”選択肢”を知っておくことが大切だそうです!

「今はまだピンときていないけど、いつか子どもがほしい」「正直、仕事を頑張りたいから、妊娠や出産はあまり考えていない」という人など様々な考えを持つ方がいると思います。
実際に妊活を経験した人たちは、どんなことを感じていたのか・・・?
「ソフィ」が行った調査によると、
「仕事と「妊活」の両立は大変だと思いますか?という質問に対して、
妊活経験者の6割超が仕事と「妊活」の両立は大変だと回答していたのです!
みなさんは、「不妊治療」という言葉を耳にしたことはありませんか?
今回の「妊活」イベントに参加する前は、私もまだ自分には関係ないからとあまり調べたことはありませんでした。
なので、なんとなく女性は大変そうだし、不妊治療をすれば妊娠できそう。生理不順もないし、健康だから妊娠を希望すればすぐに子供はできるんじゃない?と思っていました。
だけど、村上さんによると、これらはみな理解不足だそう・・・。
他にも、男性も妊活において全く関係ないということはないということを知りました!
一定期間子どもを授からない「不妊症」の原因には、男性側の要因も大きく関わっており、実に約48%が男性に起因すると言われていると、村上さんも強調していました。
(引用:https://www.fukuda-wclinic.com/first/cause.html)
なので、いま少しでも自分の体に不安を感じたら、ためらわずに病院を受診することが大切なんです!
検査を受けることで、自分の体の状態を知ることができるし、
必要であれば、卵子凍結や人工授精・体外受精といった選択肢も。
いざ妊活を始めようと思ったタイミングに備えて、「自分にとってどんなサポートが必要になりそうか?」少しでも行動しておくだけで、心の準備がしやすくなると思います!
”学校で学ばなかったリアルな知識”を身につけておくべし!
でもやっぱり妊活ってよくわからないし、大変なイメージが・・・。
私のようにそもそも妊活について知る機会なんて1度もなかった…という人も、多いのではないでしょうか?

講師の村上さんは、「妊活」における必要な知識として
「卵子の生存期間は24時間」
「妊娠するためには、精子と卵子がちょうどいいタイミングで出会うこと」
「排卵が起こるのは生理がくる14日前」
「ストレスやホルモンで排卵日はズレることがある」
「女性は年齢を重ねることで妊娠率は下がっていく」
という”学校では学ばなかった生理や妊娠のリアルな知識“を紹介してくれました!
「自分の体のことなのに、ぜんぜん知らなかった!」の連続でした。
今からこうした知識をたくさん蓄えておけば、未来の自分が「あぁ知っててよかった〜」と安堵するはず。
なので、ぜひ普段の生活の中で「葉酸」や「鉄分」をしっかり摂ってみたり、生理周期をちゃんと記録しておくといったことをやってみてください!
まだまだたくさんあります!今からできる「妊活」
最後に、講師の村上さんから”すぐにできる具体的な妊活のヒント”がたくさん紹介してくれました!
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
・ 生理管理アプリで自分の体のリズムを見える化
・パートナーとの時間を大切にする
・ 定期的に検診する(かかりつけ医を持つ)
・「子どもを持つ/持たない」について自分なりに考えてみる
・自分の考えを、信頼できる人と話してみる
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
妊娠しやすいタイミングは月に約6日間とのことなので、自分の体のリズムを知っておくだけでも、妊活の準備になるとのこと。生理管理アプリを活用すれば、排卵日や体調の変化に気づきやすくなりそうですね!
「ソフィ」から普段のおりものシートと同じように使えて、
妊活タイミングがわかる便利なアイテムも紹介されていました!👇
🔗 おりものシートで妊活サポート(ソフィ)

さらに、妊活は「女性だけ準備や努力をする」といったイメージが強くなりがちですが、
パートナーと過ごす時間そのものが、「妊活」にとってとても大切だそう!
同じ「妊活」でも、男女の情報の集め方には少し違いがあるようで、
「ソフィ」が行った調査によると、
女性は「医療機関での診察」から情報を得る方が最も多く(29.7%)、
男性は「パートナーからの情報や知識」を頼りにする方が最も多い(29.4%)という結果が!
パートナー同士で情報をシェアし合える関係がとても心強いかもしれません💪
「でも、パートナーにいま話すのってなんか早すぎるし、重いって思われない?」
私と同じように考えた人は、ぜひ以下のことを試してみてください!
- 子どもができたら行きにくくなりそうな場所に、今のうちに出かけてみる
- 温泉旅行など、ふたりでリラックスできる時間をつくる
- 生理管理アプリを共有して、お互いの体のリズムを知る
- 「子どもを持つ/持たない」という選択肢について、ふたりで話してみる
- 自分の考えや気持ちを、信頼できる人に話す時間をつくる
少しずつ「話すきっかけ」を作ることで、重いと思われないかな?というハードルが下げられると思います!
妊活って“誰か”の話じゃない

最後に、トークセッションが行われました!
登壇者は、左から松澤香さん(渋谷区副区長/一般社団法人渋谷未来デザイン 理事)、伊藤 寿和子さん(戦略コンサルタント/Womentreneurship (合同会社 Y COMPANY主催)代表)、長井千香子さん(ユニ・チャーム株式会社 ジャパンブランドマネジメント部長)で、ファシリテーターには渋谷未来デザイン「わたしたちのウェルネスアクション」サポーターの河本伸明さんを迎えてトークが展開されました!
登壇されていた方々は、大学生の私にとって「自分もあと少ししたら、きっと同じことを考えるんだろうな」と思わせられる、“未来の自分に重なる誰か”のような存在でした!
20代後半でこれから妊活を本格的に考え始めるであろう世代の伊藤さんは、いま感じる不安な部分に対して「ネットで調べているときに、いろんな情報が横行していて何が大事なのかよくわからない」「パートナーと結婚前に妊娠・出産について話そうとした時に、重いって思われないかが悩み」と言っていたのが印象的でした。
男性側の立場として、ファシリテーターの河本さんは「男子から妊活についてパートナーに話をするのはしづらいところがあって、彼女や妻の生理周期とかも実は知らない」「ちゃんと話をパートナー同士でするのは大事かもしれない。ソフィBeのような情報共有ができるものを借りて情報を得るのは、男子側からするとすごいいいなって思う」と言っていました。
本格的に「妊活」について考え始める世代だけでなく、私たち20代前半のまだまだ妊活は先だと思っている世代でも、パートナーに妊娠・出産について話すことは気まずいと感じてしまう人は少なくないと思います。
なんとなくハードルが高かったり、自分にはまだ関係ないことのように感じるかもしれませんが、今回のイベントを通して感じたことは、「妊活」は特別な誰かのものではなく、わたしたち一人ひとりにとって「もっと身近なもの」だということです。
だからこそ、女性だけでなく、男性も社会全体も「妊活」について理解を深めることが大切だと感じました。
行政のサポートとして、渋谷区副区長である松澤さんは、「若い世代から知ることは大切なことだと思う」「渋谷区では、小中学校で探究学習をやっているので、その中にプレコンセプションケアをできればと思っている」と話していました。また、ユニ・チャームの長井さんは「プレコンセプションケアの義務教育化」の必要性についても提言していました。
こうした取り組みを聞いて、「じゃあ、私たちは今何ができるんだろう?」と考えたとき、私たちができる第一歩としては、今から自分の体の知識を知って気持ちにも目を向けてみることだと思います。
「今日の自分は、どんな調子?」
「将来、どんなライフスタイルで生きていきたい?」
「パートナーと、どんな時間を過ごしていきたい?」
そんな風に、少しずつ「考えてみる」「話してみる」「動いてみる」ことで、
少しづつ”自分に合った選択肢“を見つけてみてください!
この記事へのコメントはありません。