女性ホルモン的 キレイに痩せる方法

女性ホルモン

テーマについて

今回のテーマは「ダイエット前に知っておいてほしい女性ホルモン的キレイに痩せる方法」についてです。
間違ったダイエット法や考え方でダイエットしてしまうと逆に健康を損ねてしまうという危険性もあると思います。
女性ホルモン大学的にはぜひ女性ホルモンを味方にしてキレイに痩せてほしいということで、女性ホルモン観点でのダイエットの考え方や運動や栄養のオススメについて取り上げていきたいと思います。

意外と盲点!女性にとって脂肪が大事なワケ

よく「痩せて綺麗になったね」ということを聞くことありませんか?
まず、“痩せる=女性ホルモンアップ”ということにはなりません。
逆に、痩せすぎは女性ホルモンにとってマイナスになってしまいます。

なぜかというと、女性ホルモンは脂肪から作られるからです。
女性ホルモンは脂肪から作られるので、ダイエットによって脂肪を落としすぎてしまうと原料がなくなってしまって女性ホルモン自体の分泌が減少してしまいます。
そうすると女性ホルモンのバランスが乱れに繋がってしまいます。

女性ホルモン観点でのダイエットの考え方

急激な過度なダイエットをしてしまうと、いきなり体にエネルギーが入ってこなくなってしまうことで、体は生命維持を優先させようとします。

生理は生殖機能になるので生理自体が止まってしまって無月経というなことに繋がってしまう危険性もあります。

そこまで深刻ではなくても、そもそも女性ホルモンは女性らしい体つきを作ったりキレイになる「美のホルモン」と言われていたりするので、こういった髪パサパサになってしまったり肌がカサカサになってしまったり、本来魅力的になりたくてダイエットしてるはずなのによりキレイからね遠ざかってしまうというようなことになってしまうことがあります。

どこまで痩せてOK?ダイエットの基準(BMI値と体脂肪率)

いろいろな基準はあるかと思いますが、まずは自分にとっての適正体重や体脂肪率を知ることが大切です。

●BMIについて
BMIとは自分の身長と体重の相関関係で割り出される数字になります。

BMI(kg/㎡)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
(例)身長158cm、体重50kgの場合のBMI
50(kg)÷1.58(m)÷1.58(m)=20(kg/㎡)

このBMI値が18.5から25というのは普通体重と言われる数字になります。
18.5以下は 痩せ気味、痩せすぎということになって、25以上になると肥満気味、肥満というような目安になってきます。

日本肥満学会さんというところが出されているようなのですが、BMI22という数字が標準体重という数字になり、統計学的に病気になりにくい数字とされているそうです。

●体脂肪について

女性ホルモンがバランスよく整えやすいと言われているのは20%から30%だそうです。

筋トレとかで体を絞っていて体脂肪率を下げているという方は、一見体は締まってきれいに見えると思いますが、
先ほど述べた女性ホルモンの原料が少なくなってしまって実は女性ホルモンのバランスを乱してしまっている
という心配もありますので、ぜひこの体脂肪率20%から30%っていうのを目安にしてもらえるといいかと思います。

女性ホルモン的おすすめの運動と栄養

ダイエットといったらやっぱり運動と食事がメインになってくると思うのでオススメの運動、食事、栄養について書いていきたいと思います。

●運動

女性ホルモン的オススメとしては

・週3日1日30分くらいの有酸素運動

・適度な筋トレ

激しい運動をすると女性ホルモンよりも男性ホルモンが優位になってしまうっていうことがあるので、これくらいの有酸素運動続けてもらうのがお勧めかなと思います。
あとは適度な筋トレで引き締まった体を作っていくというのもいいと思います。

●栄養

・良い油を摂る

・タンパク質を摂る

ダイエットすると油は悪いものだと思いがちですが、実は適度な油を取らないと代謝が落ちてしまったりするので、良い油を取るというのは重要になってきます。
特にオススメなのはオメガ3と言われる青魚とかに含まれる油です。

後は、エゴマ油やアマに油などにも含まれているのでぜひそういったものを摂り入れてみてください。

もうひとつがタンパク質

ダイエットで食事制限をしていくと不足しがちな栄養素になります。
女性ホルモンの原料としても重要ですし、そもそも髪の毛や肌など体に使われているものは栄養素タンパク質が
の原料になってくるのでタンパク質はしっかり取ることが大事です。

タンパク質が不足すると体がむくみやすいと言われているので、そういった意味でもぜひタンパク質を気をつけて
摂ってみてください。

まとめ

・女性には適度な脂肪が必要!
・健康的は体づくりをベースに
・BMI値は18.5から25(標準は22)
・体脂肪率は20%から30%
・運動は1日30分 週3日くらいの有酸素運動と適度な筋トレ
・オメガ3の量質な油とタンパク質を摂ろう

女性ホルモンは女性のキレイや健康を守るホルモンになるのでダイエットする際も、ぜひあの頭の片隅に女性ホルモンの存在を残しながらダイエットして見てもらえたらいいんじゃないかなと思います。

女性ホルモン大学スタッフ

女性は初潮を迎えてから長年付き合う生理や、妊娠・産後、更年期などライフステージの変化に伴って様々な体の変化に直面します。そして、そんな女性の人生には常に「女...

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