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【生理痛がつらすぎる】どのレベルから病院に行った方がいいのか婦人科医に聞いてみた!

生理/PMS

生理のたびに生理痛に苦しめられる!

そんなお悩みをお持ちの方も年齢関係なくいらっしゃると思います。毎月のように、腰が重かったりお腹の調子が悪いと日常生活が億劫になることもありますよね。
とはいえ、生理痛はどれくらいのレベルなら病院行った方がいいのかって意外と知らないのではないでしょうか?
今回はその疑問にお応えするために、女性ホルモン大学のTikTokライブやコメントで質問いただいた内容を婦人科のお医者さんに質問してみました!筆者自身も高校時代に生理痛に悩んで婦人科に相談したことがあるため、体験談やおすすめポイントなども交えて一問一答形式でお送りします。

Q1)そもそも生理でお腹が痛いとき、痛み止めは飲んでいいの?

A) はい。生理痛で辛いときはまず痛み止めを服用してみてください。

この解答を聞いて、かなり安心感を覚えました。というのも、筆者は中学生くらいの時、痛み止めは飲みすぎると効かなくなると聞いて痛み止めを飲むことを躊躇うことが多々ありました。でも実際はそんなことはないみたいです。体を冷やさないようにしたり、カフェインを控えるような予防もしつつ、辛い時はお薬に頼っても良いと知れると不安が軽くなりますね。

Q2)痛み止めを飲んでも辛いときはどうしたらいい?

A) 痛み止めを飲んでも生理痛で学校や仕事を休んだり、保健室などで横になる必要がある人は一度婦人科受診を考えてみてください。

痛みがひどい方の中には、子宮内膜症などの疾患を持っていることがあるそうです。放置すると将来不妊につながる場合もあるため、痛みが気になる人は「念の為チェックしてもらおう」くらい気軽な気持ちで一度産婦人科に行ってみると安心ですね。

さて、生理痛の痛み以外にもお医者さんに頼るか迷うあるある疑問もいくつか質問してみました!

Q3)生理周期が遅れている場合、どのくらいでお医者さんに行ったほうがいいの?

A)病院では、3カ月以上月経が来ない場合には月経誘導を行う事が一般的ですが、原因を精査するためにも2カ月以上月経が来ない場合には受診を考慮してよいと思います。

先生によると、正常な月経周期は25日~38日と言われていますが、初経から数年間は安定的に生理がこない生理不順になることが多いそうです。まだ生理が始まったばかりの方は心配しすぎず、気になるようだったら大人に相談してみるといいかもしれません。

また、普段の生理周期よりも1週間以上遅れていて、妊娠の可能性が少しでもある場合には妊娠検査薬を使用することもおすすめされていました。薬局などで実際に妊娠検査薬を買うのが恥ずかしいという気持ちになる方もいるかもしれません。そんな時はAmazonなどネットで買うという手段もあるので、先延ばしにしすぎず、一度確認してみましょう。

Q4)生理でこういう症状があったらまず受診をしたほうがいいという例は?

A)生理不順や、月経困難症状がある場合に受診してください。

また、生理前にイライラしたり、憂鬱な気持ちになりやすい、眠気がひどい、などPMSと呼ばれるさまざまな体調不良によって日常生活に支障が出ている場合は、治療により体調が改善する場合もあるため受診を考慮してもよいと仰っていました。筆者自身、生理前は胸の痛みや抗えない眠気、生理が始まると生理痛で鎮痛剤が手放せず朝ベッドから出られないという症状が毎月あったため、高校生の頃に一度婦人科に相談しに行ったことがあります。

続けて婦人科受診の際のお悩みも質問してみました。

Q5)婦人科にはなんて言って受診したらいの?

A)症状がある場合には、「生理が遅れている」「生理痛の相談」などの症状の説明をして来られるといいと思います。婦人科に行くと、最初に問診票を記載したり、看護師さんとお話をしたりする病院が多いと思います。診療に必要な情報を聞かれるので、そこで詳しく自分の症状を伝えるといいですね。
予約の時には生理について相談したい、という言い方で問題ないです。

生理中にいつもとは違う症状があるときはカレンダーやスマホの生理日管理アプリにメモをしておいて、産婦人科を受診する時に問診票を記入をする時や、お医者さんに説明するときに具体的に症状を説明できるようにすると落ち着いて話せるので筆者的におすすめです!

Q6)生理痛や周期の相談などで行った場合、どんな診察を最初にされるの?

A)まずは問診(=お医者さんから患者さんに症状を質問すること)を行います。生理不順や生理痛には、様々な病気が隠れている可能性があり、子宮や卵巣をしっかりと確認する必要があるため、必要に応じて、経腟超音波(性交渉の経験がない場合には経肛門、経腹超音波)を行うかもしれません。

お腹からの超音波では、子宮と卵巣から距離が離れているため、できるだけ近くで観察するために膣、あるいは肛門からの超音波の検査が必要なんだそうです。筆者が高校生の時に受診した際、「超音波検査をします」と言われ時に何のことか分からなかったので、「超音波検査って何ですか?」と質問したことがありました。分からないことをそのままにしてしまうより、お医者さんが言っていて分からないことはその場で質問することを個人的にはおすすめです。

Q7)何か用意して行ったほうがいいのか?

A)保険証を持参すればあとは特に用意するものはありません。生理周期を記録している場合には、直近の生理がいつから来たのか、痛みが強いのは何日目か、何日間続いたか、など問診で聞かれる可能性があるので、すぐ話せるように用意していくといいかもしれません。

筆者も特に服装の指定をされたことはありませんが、検査をする時に着替えたり下着を脱ぐこともあるので、脱ぎ着しやすい服で行くと慌てずに過ごせるのでおすすめです。経腟超音波をする可能性があるときはスカート(下着だけ脱いで服はそのままで内診してもらえるので楽です)、婦人科に限らずお腹から超音波検査してもらうときは上下セパレートの服にする、など使い分けています。


最後までお読みいただきありがとうございました!

7つの質問を取り上げましたがいかがでしたでしょうか?少しでも不安やモヤモヤが解消されたら嬉しいです!

先生も仰っていたように、生理痛は痛み止めを飲まずに我慢されている方もいるかもしれませんが、無理はしすぎないようにしてくださいね。痛み止めでも我慢できない場合は、婦人科医でみてもらうと安心です。

他にもこんなことが聞きたい!ということがあればコメントで聞かせてください!

ゆきこ

ライターのゆきこです!女性に伝えたい美容/フェムテック/生理/避妊について発信しています!

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