まだまだ知られていない⁉~知っておくべきタンポンについての基本のクイズ~

生理/PMS

皆さん、タンポンを使用したことはありますか?

日本では意外とタンポンの普及率がまだ低く、女性の2~3割しか使用していないと言われています。そんな日本ではまだ普及しきっていないタンポンについて、あなたはどのくらい知っていますか?

問題は全部で6問!難問もあるので、全問正解を目指して頑張ってください~!

Q.タンポンは8時間を超えて使用してはいけない。〇か✖か。

これは基礎的な問題ですね!タンポンを使ったことがない方には少し難しいかも、、

答えは…〇!

タンポンの使用時間は、4~6時間が目安とされており、8時間を超えての使用はしないよう必ず注意書きがされています。このように使用時間が決められている理由は、後ほどご説明します。

ちなみに、ナプキンには特に使用時間の制限はありませんが、長時間交換しないでいると、ムレかぶれ湿疹黒ずみなどのトラブルの元になります。どちらもこまめに交換するほうが良いみたいです。

Q.タンポンを使うと処女膜が破れてしまう。〇か✖か。

これは、タンポンについてよくある質問の一つです。皆さんはどちらだと思いますか?

答えは…✖!

処女膜とは実は膜ではなく、膣の入り口近くにあるひだのことを言います。ひだの中央には、直径2㎝ほどの穴があるため、基本的にはタンポンを入れてもこのひだを傷つけることはありません。(形は人によって違うため、個人差があります。)

勘違いしていた人も多いのではないでしょうか。このようなネガティブな誤ったイメージが、タンポンの普及率の低さに繋がっているかもしれませんね。

Q.日本ではナプキンよりタンポンが先に発売された。〇か✖か。

皆さん、大体いつ頃から生理用品が販売されていたか知っていますか?今では様々な生理用品が手に入るようになりましたが、ナプキンとタンポンではどちらの発売が先に始まったのでしょうか。

答えは…〇!

なんとタンポンのほうが先に発売されていたんです!少し意外じゃないですか?ナプキンのほうがメジャーな印象があるので、先に発売されていたのはナプキンだと勝手に思い込んでいました。。。

ここまで順調ですか??次は二択問題です!

Q.タンポンの正しい処分の仕方は?

A.ごみ箱に捨てる B.トイレに流す

タンポンを日頃から使う方には超簡単な問題ですよね!

答えは…A!

タンポンもナプキンと同様、サニタリーボックスに捨てて処分します。誤ってトイレに流してしまうと、トイレを詰まらせる原因になってしまいます。トイレットペーパーで中身が見えないよう包んで捨てるとベストです◎

Q.タンポンを長時間使用することによるリスクは?

A.感染症 B.痔

これは1問目の、タンポンを8時間以上連続して使用してはいけない理由にあたります。どちらでしょうか。

答えは…A!

タンポンの長時間の使用取り出し忘れてしまったり、清潔でない手指でタンポンを使用したりすると、非常に稀ではありますが、トキシックショック症候群という感染症を引き起こす可能性があります。これは、黄色ブドウ球菌が増殖することで毒性が産生し、引き起こされる感染症で、ごく稀に死に至る重篤な症状になってしまうこともあるみたいです。

皆さんもタンポンを使用する際は、説明書にある使い方を守って使用してくださいね。

最後は3択問題です。

Q.日本製のタンポンが初めて製品化されたのはいつ?

A.1908年 B.1938年 C.1968年

これは超難問です!全くわからないなぁという方も予想してみてください~!

答えは…B!

タンポンは、1938年(昭和13年)に和製タンポン「さんぽん」として製品化されました。一方、ナプキンは、アンネ社が1961年(昭和36年)に「アンネナプキン」として使い捨てナプキンの販売を開始しました。

タンポンが86年前から日本で販売されているなんて、少しびっくりしますよね。ナプキンの発売開始は、その23年も後。ナプキンの販売開始が少し遅いようにも感じちゃいますね。

まとめ

タンポンクイズは以上です!皆さんは何問正解できましたか?

新しく学べたことが一つでもあると嬉しいです!まだタンポンを使うのが怖いなあという人もいると思いますが、正しい使用方法で使うとすごく便利な生理用品だと思います。今回のクイズを友達や周りの人にも出してみて、正しい知識を伝えてみてください!

女性ホルモン大学スタッフ

女性は初潮を迎えてから長年付き合う生理や、妊娠・産後、更年期などライフステージの変化に伴って様々な体の変化に直面します。そして、そんな女性の人生には常に「女...

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