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【性感染症検査(性病検査)】保健所で無料・匿名で検査してもらった!流れは?どんなことするの?体験レポート

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最近梅毒が増えているというニュースをよく見ませんか?特に若い女性の間で増えているそうです。

性感染症は早期発見することが大切らしいのですが…検査って受けるのなかなかハードルありませんか?

そんな話を女性ホルモン大学メンバーにしたときに、「実は少し気になっていた!だけど、なんとなく行きにくくて行ったことない…」という声が多かったので、気になっている方のためにもまずは私が行ってみよう!ということで、検査を受けてきました!

気になってるけどよくわからなくて行きにくいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

そもそも性感染症ってなに?

「性行為で感染する病気」を総称して、性感染症(STI※)といいます。ウイルス、細菌、原虫などが、性器、泌尿器、肛門、口腔などに接触することで感染します。しかし、症状が軽かったり、なかったりすることもあり、気がつかない間に感染していることがあります。

※STI(STD)とは、Sexually Transmitted Infections(Deseases)の略です。

東京都福祉保健局 東京都性感染症ナビ より

もしかしたら、性感染症と聞くと、”性に奔放な人がなるもの”というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、一度でも性行為を経験したことがある方は誰でもなりうるものなのです。
場合によっては、性行為以外の経路で感染することもごく稀にですが、あるみたいなので本当に誰でも感染する可能性があります。

性感染症をそのままにしておくと、パートナーにうつしてしまったり、長期間放置すると不妊の原因になったり、病気につながることもあるので、早期発見が大切です。

無症状ということも多いみたいなので、見逃してしまうのが怖いですね…。

どこで検査できる?

性感染症の検査を受けたいと思ったら、①保健所 ②病院 で検査するという選択肢があります。
保健所では無料・匿名で受けられる一方で、検査結果の証明書は発行していなかったり、検査日が少なかったり、検査できる性病の種類が少なかったりするので、必要に応じて選んでみてください。

最近では、もうひとつの選択肢として自宅でできる検査キットがあります。
「どうしても保健所や病院に行く時間がとれない…」という方は、検査キットという選択肢もいいかもしれません。

今回私は保健所に行って検査してきたので、保健所での検査のレポートをしていきたいと思います!

実際の性感染症検査 体験レポ(保健所)

①電話で予約

そもそも保健所によって検査できる性感染症の項目や検査できる日程が違います!
なので、調べたい性感染症がある場合はその項目があるかどうか確認したり、日程に問題がないか確認してから保健所に連絡しましょう。
匿名なので、特に自分の住んでいる地域で受けなければいけないということはないようです。

HIV・性感染症に関する検査・相談のための保健所マップ
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/koho/kansen.files/hc_map.pdf

⚠️注意点として、検査を受けた当日に結果が分かるわけではなく、翌週や2週間後などに改めて結果を聞きに行く必要があるので、「検査日時」と「結果通知日」の両方のスケジュールを確認する必要があります。(HIV検査は結果が1週間後に分かる「HIV通常検査」と、結果が当日にわかる「HIV即日(迅速)検査」があります。)

私は職場が渋谷ということで渋谷区の保健所に電話しました。
名前や電話番号を伝える必要はなく、予約番号を伝えられました。これといって「感染したかも!」という思い当たる節があるわけではないけど大丈夫かな?と思いましたが、問題なく予約することが出来ました。

②検査当日

<1.必要書類の記入>

保健所って初めて行ったのですが、私が行ったところはとてもきれいで行きやすい雰囲気でした。
受付の方に予約番号を聞かれて「○○です」と伝えたら、「検査申込書」と「検査前アンケート」の用紙を渡されました。書類に記入して提出したら待合室で待ちます。

渋谷区の保健所はHIV、梅毒、B型肝炎の検査を受けることができました。(梅毒とB型肝炎の検査は任意)

<2.性感染症についての説明を受ける>

番号を呼ばれたら診察室に入り、冊子を渡されて性感染症についての説明を受けます。優しく丁寧に説明してくれて、不安なことがあったら聞きやすい雰囲気でした!

▼もらった冊子

<3.採血>

その後に、また違う部屋に案内されて採血されます。5分程度止血を待ったら終了です。
全体を通して2,30分程度で終わりました。

ちなみに、他の女性ホルモンメンバーで池袋保健所に検査しに行ったメンバーがいるのですが、池袋の保健所ではクラミジアと淋病の検査も行っていて、それらの検査も希望する場合は、採血の後に尿検査の容器を渡され、尿検査もしたそうです。 尿検査は2時間ほど溜めたものが必要らしく、トイレを済ませてから来てしまうと大変そう!ということでした…。

③結果を聞く

検査をした翌週に結果を聞きに再び同じ保健所へ行きました。予約番号を伝えると、すぐに診察室へ呼ばれて結果を聞きました。
結果を聞いてなにか不明点がある場合は聞いたり、陽性だった場合は医療機関への案内などがあると思うのですが、陰性で特に質問がなければこれで終了です。
この日は全体を通して10分弱程度で終了しました。

●感想

行く前は少し緊張していましたが、プライバシーが守られていて、保健所の方たちもとても丁寧に対応してくださったので、行ってよかったと思いました!
安心してパートナーと付き合っていくためにも、気になっている方は行ってみてほしいなと思います。

ただ、検査日や結果通知日がかなり限られているので、あまり時間の融通が効かない方にとっては行きにくいかもしれないです。

欲を言えば、”結果は電話などで聞けて実際に行く必要がない”とかになればもう少し受けやすくていいのにな〜😌と思いました。

※今回はあくまで個人の体験談なので、実際に行かれる際は公式の情報などを併せてご確認していただけたらと思います🙏

保健所の探し方

HIV検査・相談マップで、お近くの性感染症検査をしている施設を探すことができるので、気になる方はぜひ調べてみてください!

https://www.hivkensa.com/

女性ホルモン大学スタッフ

女性は初潮を迎えてから長年付き合う生理や、妊娠・産後、更年期などライフステージの変化に伴って様々な体の変化に直面します。そして、そんな女性の人生には常に「女...

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