”フェムテック”の生みの親が作った生理管理日サービス『Clue』 【世界のフェムテック】

生理/PMS

まだ日本であまり知られていない、様々なフェムテックサービス・製品などをご紹介する 『世界のフェムテック』企画!第1弾の今回はドイツで生まれたフェムテックのパイオニア企業と言われる「Clue」(クルー)というサービスをご紹介します!

Clueって何をやっているの?

なぜ月面は歩けて、妊娠のタイミングが分からないのか?!

Clueは生理周期を管理し、生理開始日を予測してくれるアプリを提供しています。あらゆる技術が進歩し、とうとう人類は月面を歩くことを実現させたのに、いまだに女性の妊娠時期を知るための技術は進歩していないのはなぜなのか?また、ピルの登場以来、家族計画の分野で革新的な取り組みがほとんど行われていないのはなぜなのか?これらの疑問を持ったClueの創業者イダ・ティン氏(Ida Tin)が、自身も20代の時にピルの副作用に悩まされていたことがきっかけで「もっと簡単に自分の周期を把握して避妊をしたい」という想いのもとに作りました。

どんなアプリなの?

Clueは生理日やその日の気分、性行動などの多面的に記録をすることができるアプリです。その入力内容でユーザーの生理周期や傾向を把握し、科学とデータの力でどのように心と身体が変化しているのかを伝えてくれます。日本でいう「ルナルナ」さんみたいなものですね。

生理日を記録することは、自分の生理周期を把握し、排卵時期を予想しやすくなったり、生理の様子を通じて自分の健康チェックをすることができる、といったメリットがあります。より自分の身体について理解を深めるためにも、生理日の記録と管理はとっても良い方法です!

さらにClueのこだわりは機能だけではなく、Clueは生理周期を持つあらゆるジェンダーのすべての方が使いやすいように、アデザインの色使いや使いやすさも工夫されています。色がすごくカラフルでとっても素敵なデザインです。

なぜClueが「フェムテックのパイオニア」と言われるのか?


では、なぜClueがフェムテックのパイオニアと言われるのか?
実はこの「フェムテック」という言葉は、イダ・ティン氏が2016年に生み出したからなんです。
まさに「フェムテック」の生みの親です!

「フェムテック」は、女性という意味の「female」とテクノロジー「technology」を掛け合わせた言葉で、女性の健康課題をテクノロジーの力を使って解決していこう!というサービスや製品を指すものとして使われています。

イダ・ティン氏は、この「フェムテック」という言葉を作ることで、女性のヘルステック市場を確立し、技術革新を促進させ、投資を呼び込み、女性の健康についての会話を当たり前にするための一助となることを目指しました。当時は今以上に、女性特有の課題についての注目度が低かったんですね。

この言葉のおかげもあってか、現在では女性の健康課題について取り扱う市場は大きくなり、2025年までに世界規模で500億ドル(約5.5兆円)にまで拡大すると予想されていたりもします。
言葉の持つ力ってすごいですね。Clueがフェムテックのパイオニアと呼ばれるのも納得です。

今後、Clueにこれを期待したい!

出展元:Clue

Clueが現在力を入れているのはなんと「デジタル避妊」
Clue Birth Control(クルーバースコントロール) という100%デジタルの避妊アプリは、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受け、2022年から米国での使用が許可されました。

自分の生理開始日を記録するだけで、避妊ができるというのはどのようなものなのか?本当にできるのか?というは疑念はありますが、デジタルを活用していくことで女性の体に関するデータがたくさん蓄積され、様々な課題が解決されていくのを期待していきたいですね。


参考 / Clue:https://helloclue.com/

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女性ホルモン大学スタッフ

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