低用量ピルを飲むと太るってホント?【女性ホルモン大学保健室No.6】


実は悩んでいるけれど、なかなか家族や友人には相談しにくかったり、どこに相談したらいいかわからないという体や心、日常の悩みについて、みなさんからたくさん質問を頂きます。
この「女性ホルモン大学 保健室」は、そんなお悩みに対して女性ホルモン大学編集部メンバーと産婦人科医のいろどり先生がご相談にのるコーナーです!

生理痛に悩んでいて、低用量ピルを飲むことを検討しているのですが、ピルを飲むと太るという話を聞きました。これは本当ですか?(19歳女性)

ご質問いただきありがとうございます😊
結論から言うと、低用量ピルを飲むと太ることは実際にあります!
ですが、「ピルを飲む=太る」ということではなく、ピルの種類の違いや個人差もあり、
実際にピルを飲んで太った😓と病院に相談に来る人は体感5%くらいです。
また、ピルを飲んで太る原因としては主に2つ考えられます。
①ピルを飲むことでむくみやすくなり、水分を体内にため込むことで体重増加が起きる
②ピルの中に含まれる黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用により、生理前と同じように食欲が亢進することがある(※食欲亢進状態になる頻度は5%未満)

このような要因によりピルを飲んで太ったと感じる人がいます。
今回の相談者の方のように重い生理痛やPMSが辛いと感じている方はぜひ一度ピルを試してみることをお勧めします!
また、ピルを飲んでみて実際に太ったように感じ、それが気になる場合は、
一度お医者さんに、ピルが原因でむくみや体重増加が起きてるかもしれないことを相談してみて下さい!
もしかしたらピル以外に体重増加の原因があるかもしれませんし、ピルが原因で体重増加が起きている場合は、服用するピルの種類を変えてもらうこともできます◎
ピルの種類を変えることによって食欲亢進が改善されたり、利尿作用のあるピルを飲むことでむくみも改善できたりします!
“ピルを飲むと太る”というイメージだけで服用を避けるのではなく、
ぜひ一度お医者さんに相談してみて、正しい情報を知ったうえでピルの服用を検討してみて下さい😊

















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