渋谷で「生理」について街頭インタビュー!「生理の授業って覚えてる?」「男性はどれくらい生理について知ってる」か聞いてみた!
こんにちは、女性ホルモン大学のゆきこです!
世界の生理用品や、女性ホルモンの影響による身体の変化を取り上げている「女性ホルモン大学」では、毎週金曜の19時〜20時でTikTokライブを配信しております。
ライブ配信で「生理の仕組み」や「世界各国の生理用品」などを取り上げると、「生理を迎えて何年も経つけど初めて知った」というコメントや、「男性の自分は、生理中の女性に何が起こっているのかよく分かっていなかったからライブで知れると助かる」というお声をいただくことが多々あります。
そんなコメントを読みながらスタッフ同士で話していると、とある疑問が湧いてきました。
「みんな生理についてどんなことを学校で学んでいるの?そもそもどんなことを教わったか覚えているのかな?」
社内メンバーに聞いてみると、小学校で習ったというスタッフが大半でしたが、シチュエーションは結構バラバラでした(男女別、保健室、体育館の集会など)。
そこで、他の人は一体どんな風に生理について学んだのか渋谷にいた方々に「生理の授業」についての街頭インタビューを行ってきました!(女性ホルモン大学にとって初の街頭調査!)
この記事では、どんな街頭インタビューをしたのか、インタビューを通じて知った生の声を紹介します。
街頭インタビューとアンケート
今回の街頭インタビューでは、まず「生理の授業覚えてる?」のアンケートに答えていただきました。回答していただく際は、アンケートボードを使って「覚えている」か「覚えていない」のどちらかににシールを貼っていただきました。
インタビューは、アンケートにご協力いただいた方々の中からお時間をいただける方にお願いしてお話を伺いました。
改めまして、ご協力いただいた合計21名の皆様、ありがとうございました!
では早速結果を報告します!
街頭インタビューの結果
アンケートの結果はこちら。
覚えている・・・12名
覚えていない・・・9名
「覚えていない」よりも、「覚えている」と回答された方が3名ほど上回る結果となりました。
さて、ここからはアンケート回答をもとに、インタビューさせていただいた方々のご意見やエピソードをご紹介します。
生理の授業を「覚えている派」
「生理の授業を覚えている」と回答された方は大体が小学5、6年生ごろに保健の授業か修学旅行前に教わったといういう2パターンに分かれました。内容は生理のメカニズムや、症状、そして生理の症状は人それぞれである、など生理の基本的な情報を教わったことを覚えていらっしゃいました。
インタビューで「どんな学校の生理の授業だったらよかった?」という質問をお聞きしたところ、以下のような回答をいただきました。
・「男女で生理の認識に差があるから、平等に教えてもらいたい」(10代女性)
・「学校で男子からからかい混じりで『生理?』とか聞かれる。別にふざけることでもないし、ちゃんとどういうことが体に起こっているのか男女両方に授業で教えてほしい」(10代女性)
・「生理用品が思ったより高い。価格とか自分で買うまでイメージ出来なかったから(具体的なことも)教わりたかった」(20代女性)
・「月経カップとか、ナプキン以外の選択肢も知りたかった」(20代女性)
インタビューを通じて、生理に対する知識の男女差に困っているといると感じる女性は一定数いるようで、学校で教わる内容だけだと不十分だと感じている方が数人いらっしゃいました。
一方で、生理に対する知識量に関して困っている男性もいらっしゃいました。中高時代に生理の仕組みや諸症状について学んだと回答された男性は「相手(女性)自身がどう対応してほしいのか伝えてもらった方が楽」という意見をシェアしてくれました。
男性が生理について基本的なことを知っているのであれば、はっきりと症状を伝えたり、困っている時のリクエストを具体的に伝える方がストレスが少ないコミュニケーションが取れそうですね。
(ぜひ「こんな伝え方したら伝わった!」というエピソードがありましたら聞かせていただきたいです!)
ちなみに、こちらの記事では「生理中に男性にしてほしいこと」についてまとめておりますので、参考にしていただけると幸いです。
生理の授業を「覚えていない派」
さて、「覚えていない」と回答された9名の方々の中でも印象的だったのは「生理の授業をやったかすら覚えていない」というご意見でした。もはや内容云々ではなく、やったどうかさえも記憶にない場合もあるのか、と驚きでした。
覚えていないと回答された男性にお話を伺うと、生理周期はどれくらいか、生理に伴う諸症状がどんなものなのか、など生理の症状自体のイメージにもばらつきがあった印象です。
ただし、生理について詳しくは分からないと回答された男性の中にも、ご家族やパートナーなど生理で苦しんでいる女性の様子を見ていたり、無関心な訳ではないんだなと知れたコメントをいくつかご紹介します。
・生理痛が辛そう、激痛らしい。(10代男性)
・何が起こっているか分からないけど痛そう。(10代男性)
・辛い時の対処法とか教えてもらえれば何かしてあげられるかも。(20代男性)
動画では男性のみにフォーカスしていますが、「教わった記憶がない」と回答された女性もいらっしゃいました。お時間がなかったため詳しくお話しは伺えなかったのですが、実際に生理が始まった時にどのように対処したのか気になりました。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
なかなか他の人の生理に関する知識やエピソードについて知る機会は限られていると思いますが、実際の声を聞いてみていかがでしたか?
今回のアンケート調査では、「生理についての授業覚えている?」という質問に対し、回答していただいた21名の内訳は「覚えている 12名」「覚えていない 9名」という結果となりました。
また、インタビューを通じて「生理中の女性とどう接したら良いのか分からない」という男性の意見や、「もっと男性にも仕組みや症状を理解してほしい」という女性の意見から、「生理について実用的な知識を知りたい」というニーズは男女ともにあると推測できます。
生理の仕組みや詳しい解説など基本的な情報の発信以外にも、生理中のパートナーとのコミュニケーションや最新生理用品のトレンドなど、引き続き女性ホルモン大学では普段の生活で役に立つような情報を発信していきたいなと思いました!
また皆さんのリアルな声を伺いに、街頭インタビューを実施したいと思いますので、「こんなこと調べてみて!」などアイディアがありましたら是非コメントにてお聞かせください。
改めまして、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
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