生理用ナプキンが無料でもらえる!突然の生理に助かるサービスご紹介
生理は周期があるとはいえ、ナプキンなどを持っていない時にいきなり来てしまったり、突然ナプキンが必要になることってありますよね。そんな時に助けてくれるサービスがあるのです!
最近では「生理の貧困」への注目も高まっていて、自治体が無料配布をおこなっている事例などもありますが、無料で生理用品をもらえるような実証実験に取り組んでいる企業もあります。その取り組み内容と、具体的にどのようなサービスがどこで実施されているのかをご紹介します。
生理用ナプキンが無料で受け取れるってどういうこと?
まずは動画をご覧ください!こちらは、トイレの個室内にナプキンが常備してあり、必要な人に無料で提供してくれる「トレルナ」というサービスです。なぜ誰でも無料でナプキンをもらえるのか、そんな仕組みが続くのか?と思うかもしれませんが、実はこれ、広告塔なのです。ナプキンを格納しているディスペンサーにモニターがついており、そこに動画広告が掲載されています。企業が広告費を出し、その広告を利用者が見る代わりにナプキンがもらえる、という仕組みになっているのです。
利用方法について
では、具体的な利用方法をご紹介します。まずトイレの個室内に掲示してあるQRコードを読み取り、専用アプリをダウンロード・起動します。画面の取り出しボタンをタップし、スマートフォンをディスペンサーに近づけると、取り出し口から生理用ナプキンが出てきます。たったそれだけです!
どんなサービスがあるの?
上記でご紹介した「toreluna」(トレルナ)は現在実証実験中のサービスで、同様のサービスで「OiTr」(オイテル)というサービスもあります。こちらもシステムは同じで、広告視聴の代わりにナプキンを無料でもらえるという仕組みになっています。
どこで使えるの?
● toreluna トレルナ
「トレルナ」は「ナプキンを社会のあたりまえに」していくために、さまざまな企業や大学と連携しながら実証実験中のサービスです。東京や大阪を中心に随時広がっており、公式アプリから設置施設一覧が確認できるようになっています。サービスが使える場所を確認するには、ぜひアプリを公式サイト(https://nextinnovation-inc.co.jp/service/toreluna)からダウンロードしてみてくださいね。
● OiTr オイテル
「OiTr」は、生理のある人の負担が強いられる負担をまかないたいという思いで生まれました。2021年8月に本格的に事業スタートしてから急速に拡がり、現在(2022年6月)では全国131ヶ所の施設、1,739台が導入されていて、今後もさらに導入場所は増えていくようです。学校やオフィス、公共施設などのトイレに設置されているので、具体的な設置場所は公式サイト(https://www.oitr.jp/)から確認してみてください。
また、それぞれもらえるナプキンの枚数には上限があります。
トレルナ:2時間に1枚・毎月7枚まで
オイテル:2時間に1枚・25日ごとに7枚まで
詳しくは公式アプリでご確認頂ければと思います。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!このようなサービスがあると、急に生理が来た時などにも安心ですね。ちなみに、女性ホルモン大学スタッフが試した際に訪れた場所ではナプキンが切れてしまっていたようで、アプリをかざしてもナプキンが出てきませんでした。しかし、アプリ上は1枚消費という扱いになってしまい、2時間待たないともらえない表示になってしまいました。その点は、今後解消されていくといいなと思いました。
今後このような取り組みが広がっていくのか、注目したいところです。サービスが気になった方はぜひアプリをダウンロードしてみて頂けたらと思います。
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