【更年期】陰部がヒリヒリする…デリケートゾーントラブルの原因と簡単にできる予防対策4選

デリケートゾーン

デリケートゾーンの悩みって、周りの人にもなかなか相談しにくいですよね。特に女性は更年期になると、デリケートゾーンのトラブルが起きやすくなります。年齢を重ねると、顔や手などと同様にデリケートゾーンの肌も変化していくんです。

こういった変化には女性ホルモンが大きく影響しています。特にデリケートゾーンはムレやすく、刺激を受けやすい箇所なので、ヒリヒリやムズムズなどの不快感に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

今回は、かゆみやかぶれなど更年期におけるデリケートゾーンのトラブルとその原因をお伝えして、その予防として手軽に実践できるセルフケアを4つご紹介します!

更年期のデリケートゾーンケアの悩んでいる方や、今後起きるかもしれないトラブルを事前に知って対策したい方にとって参考になる記事なので、ぜひ読んでみてくださいね。

更年期とは

そもそも更年期とは何か、以下の動画でご説明します。

閉経前後の時期はホルモンバランスが乱れやすく、心身ともに様々なトラブルが起きる時期です。今回はデリケートゾーンのトラブルに特化して原因と対策をご紹介しますが、更年期の他の症状やおすすめアイテムについて気になる方は、「《2022年》更年期のお悩みを助けてくれるメノテック3選!ホットフラッシュ、ほてり、いらいら、更年期の症状をサポートしてくれる注目サービス!」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

記事はこちら

更年期特有のデリケートゾーントラブルとは

更年期になると、顔や手などと同じようにデリケートゾーンも乾燥しやすくなるため、かゆみやかぶれ、むずむずなどのトラブルを抱える人が増えてきます。

このような更年期におけるデリケートゾーンのトラブルの原因には、女性ホルモンが大きく関係しています。更年期になると女性ホルモンが減少し、どうしてもコラーゲンヒアルロン酸が減少してしまうとともに、膣粘膜のグリコーゲンも減少してしまいます。

コラーゲンやヒアルロン酸は、肌の潤いや弾力に必要なものなので、失われていくと肌が乾燥しやすくなってしまいます。「顔のハリがなくなってきたな」と感じる方は、デリケートゾーンも同じくハリがなくなってきている可能性があります。

また、膣粘膜のグリコーゲンは、膣内を弱酸性に保ち、細菌が侵入・増殖するのを防ぐ働きがあります。そのため、グリコーゲンが減少してしまうと、悪い細菌が繁殖し、かゆみやかぶれが起きることも考えられるんですね。

他にも年齢を重ねると、尿道まわりの筋肉が緩くなって、尿もれを経験することもあります。時間が経つと尿はアルカリ性に変化するため、赤くかぶれてしまったり痛かゆくなってしまったりすることも考えられます。

自宅で簡単にできるセルフケア4選!

更年期のデリケートゾーントラブルは女性特有の体の変化によるものなので、ある程度は仕方がないものですが、自宅でできる簡単なセルフケアを実践することで、予防対策することができます!

その対策とは「刺激を受けないようにする」、「保湿を意識したケアをする」ということがポイントです!更年期のデリケートゾーンのトラブルは、乾燥してバリア機能が落ちるのが原因の一つなので、この二つのポイントを意識してセルフケアをするのがおすすめです。

今回はこのポイントを踏まえて、簡単にできるセルフケアとして4つをご紹介します。

締め付けない下着を履く

下着の締め付けが原因でデリケートゾーンが刺激され、トラブルにつながることがあるため、ゆったり履き心地のよい下着を選ぶのがおすすめです。肌当たりがやさしいコットン100%のものもぜひ試してみてください。自分好みの下着を選んでみてくださいね。

Amazonから画像をお借りしました。
TDIOSN コットン100% ショーツ
Amazonで見る

デリケートゾーン専用ソープを使う

デリケートゾーン専用ソープを使うことで、デリケートゾーンの乾燥を防ぐことができます。身体を洗う石けんでデリケートゾーンも洗ってしまう方がいますが、それは必要な潤いも洗い流してしまったり、刺激が強い場合もあるため、避けたほうがよいとされています。

実は私たち女性ホルモン大学も、デリケートゾーン専用ソープを開発しています!その名も「withmoon f モイスチャーフェミニンウォッシュ」。弱酸性でお肌にやさしく、保水力の高いシロキクラゲエキスを配合し肌に潤いを与えてくれます。天然の精油を100%使用しており、オレンジ、ラベンダー、ティーツリーのさわやかな香りで、心地よいバスタイムを過ごすことができますよ。

withmoon f モイスチャーフェミニンウォッシュ
公式サイトで見る

また、デリケートゾーンソープ更年期に関わらず、デリケートゾーンをゴシゴシ洗うことも避けたほうが良いです。

専用ソープをしっかり泡立てたら、肛門に付いた大腸菌などを膣内に入れないように、揃えた指の腹で前から後ろへやさしく洗います。小陰唇は垢がたまりやすいため、内側も外側もしっかり丁寧に洗うのが大切ですが、爪を立てたり強くこすったりしないようにしましょう。デリケートな部分なので、丁寧に扱いましょう。

なお、膣内は洗う必要がありません。洗浄後は、清潔なタオルでポンポンと軽く押さえて拭きましょう。

保湿する

専用ソープでの洗浄後は保湿が大切です。更年期は乾燥によるデリケートゾーントラブルが起きやすくなるため、顔や身体のように保湿してあげるといいですね。

デリケートゾーン用の保湿としては、私たちが開発した「withmoon f デリケートゾーン オイルセラム」をぜひおすすめします。美容オイルと美容エキスをたっぷり配合しており、更年期で乾燥しがちなデリケートゾーンの保湿にぴったり!スプレータイプなので、入浴後にひと拭きするだけで簡単に保湿ケアができます。ぜひ試してみてくださいね。

withmoon f デリケートゾーン オイルセラム
公式サイトで見る

膣トレをする

先ほど更年期になると尿もれによってデリケートゾーンがかぶれてしまうことがあるということをご説明しました。そのトラブルの原因である尿もれを解消することで、デリケートゾーントラブルの改善につながることがあります。

その解決方法が膣トレ。膣トレとは、骨盤の底にある「骨盤底筋」を鍛えるトレーニングのことです。

膣トレの詳しい方法は「【膣トレ】elvie(エルビー)って一体なに?!イギリス発の骨盤底筋トレーニンググッズを徹底紹介!」にて詳しく解説しているため、参考にしてみてくださいね。

記事はこちら

毎日のセルフケアを大切にすることで、デリケートゾーンのトラブルの対策になります。

しかし、かゆみやかぶれなどの症状が改善しない場合は、医療機関を受診するという選択肢も考えたいです。症状がひどい場合は、悪化する前に早めに医療機関を受診するのが安心ですよ。

自分に合ったセルフケアで、更年期を快適に過ごそう!

更年期になると、女性ホルモンが減少してデリケートゾーンに様々なトラブルが起きることがあります。今までは生理のときだけの不快感だった場合でも、更年期に入るとその不快感が常に生じてしまうということも。

快適な更年期を過ごすためにも、今回紹介したようなセルフケアの中で自分に合ったものを見つけて実践してみてくださいね!

女性ホルモン大学スタッフ

女性は初潮を迎えてから長年付き合う生理や、妊娠・産後、更年期などライフステージの変化に伴って様々な体の変化に直面します。そして、そんな女性の人生には常に「女...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

Follow us on TikTok