【おすすめ漫画】はたらく細胞 Ladyがアツい！自分の体の中の細胞を推したくなる

今日は自分だけで読んでも、親子、カップルで読んでも単純に面白い、なのにめちゃくちゃ学びがある漫画「はたらく細胞 Lady」を紹介します！

《はたらく細胞 Ladyって？》

アニメ化もされた「はたらく細胞」シリーズの女性版として女性の生涯で起こる体内の変化だけに着目した本著はおよそ37兆個ある細胞を擬人化してストーリーが展開されるマンガです。

実は「はたらく細胞」シリーズは原作とLadyシリーズ以外に、「はたらかない細胞」「はたらく血小板ちゃん」「はたらく細胞BLACK」「はたらく細胞 BABY」など複数の漫画担当者によって拡張されています。

今回紹介するLadyシリーズは、生理、貧血、冷え性、PMSなど10代頃から悩まされる女性ホルモンに関連する体の不調はもちろん、恋をしている時に起こる体の変化、セックスやセルフプレジャー、妊娠、出産、更年期…と、成長期〜中高年ごろに起こる女性のあらゆる体の変化が描かれています。これらの目まぐるしい変化に対応していくキャラクターたち（擬人化された細胞たち）の姿は「こんな風に体の中で頑張ってくれているのか！！」と純粋に感動してしまいます。そして読み終わるころには推し細胞ができてしまう、そんな作品です！

現在は4巻まで発売されていますが、1巻が発売されたときには私たち女性ホルモン大学のYoutubeチャンネルでもその魅力をご紹介したこともありますので、ぜひ熱く語っているこちらの動画もあわせてご覧ください。

《自分に優しくしよう！そんなきっかけになる本でした。》

女ホルスタッフの「ここが推し！」

ネタバレになってしまうので、詳しく書けないというのが非常に残念なのですが、どうにかこの作品の良さをお伝えしたいので、はたらく細胞Ladyを読んだ女性ホルモン大学スタッフによる推しポイントをご紹介！

『セックス、セルフプレジャーと性行為自体だけでなく、オーガズムがどのように発生して、どう体に影響を与えるのかが物語で描かれていると想像できる！それ以外に性病や妊娠初期、出産時のリスクも分かりやすく描かれているから、自分の体に変化が起こった時も「きっとこういう感じで体の中は変わっていってるんだなー」って思えるようになれる気がする。』

『1〜4巻まで一気に読んだ！！擬人化した細胞がめちゃくちゃそれぞれの役割を果たすために働いてるんだけど、でも妊娠とか更年期とか、体内の様子がガラッと変わるときは皆んな混乱してる姿に「あ、細胞もそりゃいきなり様子が変わったら焦るよね」って妙に納得できました。Ladyシリーズは大人になって成熟した体が、老化していく過程で起こる変化の描写もあるから、リアルで普通に勉強になった』

『赤血球さんが好きなんですけど、貧血の影響でミニサイズになっちゃうシーンがあるんですよ（1巻）。鉄分不足でヘモグロビンが不足して赤血球さんに元気がなくなって、しかも酸素も足りない…って教科書で読むより全然理解できます。貧血予防のためにも貯蔵鉄とか鉄剤とか考えるようになったのはもちろん、そもそも栄養バランス考えて食事しようって思うようになりましたね』

というような形で、このマンガを読んだ共通の感想としては
・見えない体のことがリアルに感じられて勉強になった！
・自分の体を大切にしてちゃんとケアしようと思った！
というまさにセルフケアのきっかけになるような感想がたくさん飛び出しました。

自分自身のケアをしようと思ってもつい後回しにしてしまったり、運動したほうがいいよなぁと思っても楽なほうに流されてしまったり、、自分自身の体のことを優先したり、1番に考えて行動するのって実は大変だったり、面倒だったりしますよね。

だけど、このマンガを読んで体の中で日々働いてくれている細胞たちをイメージできたら、自分のことではあるけど、体の中で意志を持った細胞たちが頑張ってくれてるような気持ちになって「細胞に優しくしよう！」と思えるのかもしれません。笑

《こんな人にもおすすめ》

構造を理解できるので、生物を勉強している高校生には教材としても紹介したくなるシリーズです。はたまた、親御さんがお子さんに向けて体の変化を理解する手助けとしても役立つでしょう。

2022年11月下旬には、産婦人科の先生も監修に入っている「はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識」が発売されます！Ladyシリーズの漫画以上に10代女性が抱える悩みに特化した一冊だそうです、是非併せて読んでみたいですね。

今回は「はたらく細胞Lady」について紹介しました。

ぜひ、このマンガを通して自分の体について楽しく学んでみてください！
きっと「あぁ、もっと自分自身を大切にしよう」と思うきっかけになるはずです。