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プロデューサー木内も登壇!「生理がもっとラクになるトークイベント」に参加してきた!【Femtech Talks】

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11月15日、東京丸の内にてFASHION TECH NEWSさんとTokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)さん主催の初めてのイベント「Femtech Talks〜生理関連の知識アップデートと事業づくり」が開催されました。

イベントには、体操で2大会連続オリンピック出場され、株式会社TRyASの代表も務める杉原愛子さんをはじめ、女性ホルモン大学プロデューサーである木内も含めた生理に関わる事業に携わる4名の登壇者が参加しました。生理に関わる問題やそれに対しての事業づくりへの思いなどが語られ、有意義かつ、他にないフェムテックイベントでした!

今回の記事では、こちらのイベントで話された内容をご紹介します!

<メンバー紹介>(敬称略)
杉原 愛子(すぎはら あいこ):体操選手/株式会社TRyAS 代表
坂上 大介(さかがみ だいすけ):吸水ショーツ「PlayS」開発者/株式会社azuki 代表取締役社長
佐藤 悠(さとう ゆう):株式会社おもちゃ箱 オーガニック&ナチュラル生理用品「natracare(ナトラケア)」企画・PR担当
木内 ひとみ(きうち ひとみ):「女性ホルモン大学」プロデューサー/株式会社あしたるんるんラボ 取締役副社長

今回のイベント情報
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<「natracare(ナトラケア)」企画・PR担当 佐藤さん>

オーガニックナプキンブランドの「natracare(ナトラケア)」の佐藤さんからは、生理期間の悩みをはじめ、江戸時代と比べた生涯の生理回数の変化、海外の生理教育事情、オーガニックナプキンの良さについての話がありました。

佐藤さん自身、普通の生理用ナプキンからオーガニックのものに変えたことによって生理痛が改善したそうです。普通の生理用ナプキンに含まれるポリマーという吸水体は、吸水する時に温度が下がるという特徴があり、身体の冷えに繋がることがあるという話でした。

私の周りでも、ノンポリマーのナプキンを使うことで生理痛が軽減したという話を聞くことがあります。普通のナプキンを使っていて生理痛に悩んでいるという方は、オーガニックナプキンに変えてみるというのも一つの選択肢かもしれませんね。

<女性ホルモン大学プロデューサー 木内>

私たち女性ホルモン大学からはプロデューサーの木内が、生理の授業に関するアンケート調査や生理に対する男性の声、世界の生理用品や最新フェムテックの話をしました!

私たちはフォロワー4.6万人のTikTokを通じて、特に若年層の方から、生理について悩んでいることや考えていることについての質問・コメントをもらってきました。その中で気づいたことや生理の授業の問題点などについて紹介しました。

さらに、女性ホルモン大学のショート動画で人気の「世界の生理用品」については、イベント会場にいくつか展示をしました。講演後には多くの人から、「こんな生理用品が日本にもあったらいいよね」という声をいただきました。

<株式会社azuki 坂上様 & 株式会社TRyAS代表取締役・体操競技選手 杉原愛子様>

坂上さんからは「なぜ男性が吸水ショーツの開発を?」というテーマで、男性視点からの生理教育の課題点や、男性ならではの苦悩についての話がありました。ご家族や周囲の女性と接する中で、「生理が辛くても我慢するしかない」と思っている方が非常に多いと感じ、吸水ショーツの開発や教育活動に取り組んできたそうです。

その中で、「なぜ男性が?」と言われることも多く、時には女性と意見が対立することもあったそう。男女関係なく目指すゴールは同じなはずなのに、どうして対立してしまうのだろうと疑問に思い、やはりジェンダーギャップ解消や女性の生理問題解決のためには、男女が歩み寄って一緒に問題解決を目指すのが大切というお話をされていました。

一方体操選手の杉原さんからは、アスリートの立場から、生理と向き合いながらスポーツを頑張るための選択肢についての話がありました。大事な大会と生理が被らないか常に心配だったそうで、特に体操はレオタードというパツッとした衣装の関係で、ナプキンをつけていると「外から見えてないかな」と心配になることも多かったそうです。

そういった経緯で吸水ショーツを使いはじめた杉原さん。急に生理がきても吸水ショーツを履いておけば安心だし、衣装にも影響が出ないので愛用しているということです。そういった経験を全国の部活に取り組む学生に発信し、生理を我慢せずに全力でスポーツに取り組める世界を目指しているそうです。

生理の悩みは全女性が向き合うことではありますが、特にスポーツ選手にとっては大きな課題であるということがわかりました。杉原さんの活動、ぜひ応援していきたいと個人的にも思いました。

<登壇者4人によるグループセッション>

最後に、全登壇者が参加するグループセッションが行われました。生理関連のジェンダーギャップ、Femtechの未来、生理教育の役割と責任といったテーマで各登壇者の意見交換が行われました。

ジェンダーギャップや生理教育については、改善してきてはいますが、世界と比べたらまだまだ課題はあるとのこと。生理用品の選択肢やフェムテック、生理の教育についての発信を強化し、より多くの人が自分に合った生理用品を選んで、それぞれの生理に向き合える社会を作っていきたいという話で、グループセッションは終了しました。

私たち女性ホルモン大学も、生理と向き合う選択肢を増やし、全ての女性に快適な生理期間を送ってもらう情報発信をもっと頑張っていこうと感じるイベントなりました!


以上、イベントレポートでした!

女性ホルモン大学プロデューサーの木内が登壇することがきっかけで参加したイベントでしたが、個人的にも生理の悩み、ジェンダーギャップ、それに対する事業を展開する思いなどを様々な立場から聞くことが出来た今までにないイベントでした。

運営して頂いた、FASHION TECH NEWSさん、TMIPさん、ありがとうございました。FASHION TECH NEWSさんはこのイベントを1回目として、今後も様々なイベントを予定しているとのことです。気になった方はFASHION TECH NEWSのサイトからぜひチェックしてみてくださいね。

FASHION TECH NEWS
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さくちゃん

ショート動画編集・ライター・ライブ担当のさくちゃんです!中高生に向けて性教育の講演活動もしています。スペイン留学経験があるので、海外のフェムテック事情も発信...

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