【#緊急避妊薬を薬局で】アフターピルが薬局で買えるようになるかも!?スマホ一つで政府に意見が送れるパブコメって何?
こんにちは。生理前の眠気と戦いながらPCに向かうさくちゃんです。(笑)
皆さんは「#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」をご存知ですか?
欧米を中心とした約90ヵ国では、緊急避妊薬は薬局で処方箋なしで購入することができ、一部の国では無料で提供されています。一方日本では、医師の診療と処方箋、そして高額な費用(約6000円から2万円程度)が必要です。
この現状を変え、「意図しない妊娠のリスクを抱えたすべての女性が安心して、適切かつ安全に、緊急避妊薬にアクセスできる社会」を目指して立ち上がったのがこのプロジェクトです。
そしてこの度、緊急避妊薬のスイッチOTC※1化に関するパブリックコメント※2(以下「パブコメ」)の募集が開始されました!
※1:薬局などで処方箋なしに購入できる医薬品
※2:政令や省令等を決めようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民から意見、情報を募集すること
私たち一人ひとりの意見が国に届けられ、それらを考慮して政策を進めてもらうことができます。
詳細はこちら:https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0
でも「実際何を書けばいいのかわからない…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、「#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」と「SRHRユースアライアンス」が共催した「#みんなでパブコメ ワークショップ」に参加して、参加者の皆さんと一緒にパブコメを書いてきました!
イベントのレポートをしつつ、まだ間に合うパブコメの書き方をご紹介します!
「そもそも緊急避妊薬って何?」と思った方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!
#緊急避妊薬を薬局で ワークショップ参加レポート
女性ホルモン大学のメンバー3名で、ワークショップに参加してきました!
このイベントは、緊急避妊薬がどのような薬なのか、日本ではどのようにして入手できるか、WHOの見解など、緊急避妊薬の実態について学んだ後、ディスカッションを通してパブコメを実際に書いていくという流れでした。
自分たちの実体験も交えながらディスカッションし、さまざまな視点から緊急避妊薬のスイッチOTC化についての理解を深めることができました。
また、すでに提出された方のコメントも紹介されていて、自分が書く時の参考にもなりました!
このイベントで使用された資料やパブコメの例はリンク集としてまとめて公開されているので、気になった方はぜひこちらからご覧ください👏
ちなみに私はこのようなコメントを提出しました👀
私は緊急避妊薬のスイッチOTC化に全面的に賛成です。一刻も早く実現すべきです。
検討会での懸念点はすべて、根拠を持ってクリアできます。
私は性教育に携わっていますが、年齢に合わせた包括的性教育は広まってきており、緊急避妊薬のスイッチOTC化と並行して進めていくことができる課題だと考えています。
自分の体のことを自分で決められるのは、私たちの権利です。
どうか一刻も早く、私たちの権利を認めてください。
「なんだか難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが、一言「賛成/反対です」と書くだけでもOKです!
自分の意見を国に届けたいと思った方は、ぜひ一度パブコメを書いてみてはいかがでしょうか?
【動画で解説】パブコメってどうやって書くの?
この記事を見て、「私もパブコメ書きたい!」と思った皆さん!まだ間に合います!あなたの意見を国に届けませんか?
手順が少し煩雑なので、ここでは動画で書き方を解説します💁♀️
入力はこちらから:https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0
<意見提出方法>
①ページに飛んで、「意見募集要項」のpdfファイルを確認
②「意見募集要領(提出先を含む)を確認しました。」にチェック✅
③「意見入力へ」をタップ
④意見を入力して送信する(個人情報を書く欄がありますが、書かなくてもOK)
緊急避妊薬のスイッチOTC化についてのパブコメは、締め切りが2023年1月31日となっています。
締め切りが迫ってきているので、出そうと思っている方はぜひお早めに🙆🏻♀️
まとめ
この記事では、ワークショップのレポートを交えながら、緊急避妊薬のスイッチOTC化とパブリックコメントの書き方についてご紹介しました。
パブコメは今回の案件だけでなく、幅広いテーマで数多く募集されています。他にも「自分の言葉を国に届けたい!」と思うことがあったら、ぜひパブコメを活用してみてください!
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